2011年10月20日木曜日

万能川柳月間賞


母ちゃん(妻)がやってくれました。
万能川柳初投句にして掲載されたばかりではなく、月間賞をとってしまいました。
http://mainichi.jp/enta/art/senryu/news/20111014ddm013070057000c.html

おっぱいを飲み飽きた児がギッと噛み

その立場に立ったことのない人にとって、この視点は持ちようがないですが、
視点の斬新さだけで万能川柳の月間賞をとったとは思えません。
なにせ、1万528通の中のトップ4なのですから。

ポイントは、赤ちゃんが「ギッと噛む」ことにありそうです。
天使のように形容される赤ちゃんがギッと噛むのです。

ぷよぷよしたお顔で、泣いたり、笑ったり。
周りをあたふたさせることがあると思えば、笑わせたり、ホンワカ気分にさせたり。

でも、何も知らない顔をして、実は操っているのは赤ちゃんじゃないかと...
無垢な顔して罪深いものです。

でも、緊張がほどけたのでしょうか?
うまく隠し通せたと思った素性が、おっぱいを飲み飽きたときにふと出てしまったようです。
ギッと噛むくらいですから、隠している素性はなかなかのモノかもしれません。

そんな、想像が駆り立てられことが、この句の良さなのでしょう。

ギッと噛んだ本人の赤ちゃん様は、只今1歳6ヶ月。
父ちゃんはしっかり門下に下り、下僕となっています。

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