2011年12月6日火曜日

facebookが生み出すもの


こんなふうに「こと」が始まるのだろうか?
と思うことがありました。

と、いきなり本題に入りそうは書き出しなのに、まずは近況の報告から。

今、会社でデスクミトンを売出し中です。
一週間前にネットショップをオープンしました。

サイトのオープンというと、この時点で力尽きてしまうパターンが多く、自分自身がそうならないように戒めないといけませんが、一つの区切りであることは間違いありません。

今から思えば、発想から発売開始まで濃密な6ヶ月間でした。
とはいえ、チャレンジ好きの自分の回りにいるのは、自分と同じタイプの人間なんでしょう、楽しく乗り切ることが出来ました。ただただ、感謝、感謝です。

さてと、これから先どうやっていくかを考えなくてはなりません。もちろん今まで何も考えていなかったわけではありませんが、ちょっと整理をし、仕切りなおしてみます。

今までは、製品を企画開発し販売の準備をするという、比較的ゴールと道筋が明確な作業ばかりでした。その結果も、多くの方のご尽力をいただきながら、良いものを作ることができたと自負しています。

一方、これからは「売る」ことがゴールです。(もっと長期の崇高な?ゴールもありますが..)ゴールは明解なのですが、それに至る道筋は定められたものがなく、ひとたび道を誤ったり、やるべきことを疎かにすると、とたんに険しい道になることが予想されます。

良いものが世の中に溢れかえっています。またネット上にはジャンクな情報も溢れかえっています。情報を欲する人に与えるという単純なことをしたいのですが、ネットの時代とて大変な思いをします。おそらく販売に携わっているすべての人が悩んでいることでしょう。従来のメディアはそれに対して、あざとく提案をしてきます。

あなたの商品をセレクトされた情報のように紹介するからお金をくださいということです。一見広告とは見えない方法で視聴者や読者に訴求するペイドパブリシティというやつですね。電波や紙面の切り売りは、自らの価値を下げる行為だと思うのですが、まかり通っているようですね。

魅力のある提案もありましたが、到底元が取れそうにない金額ですので、今のところ全て却下となっています。綺麗事は言ってられませんが、もともとネットで売る体験をノウハウとしていくことが本プロジェクトの目的のひとつです。お金を使って従来メディアに頼ってはノウハウとは言えないわけです。

とにかくネットで売るために、情熱と時間を費やさなければなりません。

それはそうと、冒頭の「こと」の始まりの予感の話です。
ここ数カ月、facebookをきっかけとした出会いが多くなっていますが、その中に何人か自分にないものを持っているスゴイ人がいます。(あ、厳密にいえば皆だ)

その中の一人に同業者といいますか、自分と同じ領域であるWebプログラムの世界に精通した人がいます。システムとWebビジネスにおいてセンスの光る人で、時代の先端を走ってきた人です。
もし自分が中央で勝負をしていたら、彼と同じように時代の先端を目にすることができただろうか?一緒にいると、そんな淡い夢を見させてくれる臨場感のある話を耳にすることができます。

そんな心のグルから、とあるプロジェクトを一緒にやらないかというお誘いがありました。すぐに売り上げが立つ「仕事」ではなく、自由にやれる自主企画です。自由にやれるからこそ自分にとって価値があるプロジェクトです。

こんなきっかけを生むfacebookは凄い。少なくとも官による起業支援より成果を生んでいるのは、実感として間違いないと思います。

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