今はなくなりましたが、数年前までは先物取引などの勧誘電話がよくかかっていました。
そんなもん儲かるのなら自分でやれば?という気がしたものです。
コンサルティングもそれに近いものがあると思います。もちろん、一括りにするのは難しいと思いますが…
めったに遭遇しないビッグイベント(=お金がかかること)には、コンサルティング業が成り立つと思います。コンサルタントに間に入ってもらうことで、安心できますし余計なお金を遣うことが少なくなる(と思う)。
人生のビッグイベントといえば不動産購入が思い浮かびます。不動産を売る時は複数の相手に打診をすればいいのでまだやり安いと思いますが、買う時が問題です。相手は百戦錬磨の不動産会社のプロの場合が多く、はじめての人が交渉で良い条件を引き出すのは至難の業だと思います。
そんな時に、買い手側に立つエージェントがいれば心強いもの。長らく不動産業界は、売り手や貸し手(不動産所有者)が強く不動産会社もそちらになびいてきたのだと思いますが、最近になって買い手や借り手の代理人を務める会社が増えてきているようです。良いことだと思います。ニーズはあると思いますし、実績を積み重ね信頼を築くことができるいいコンサルティング分野だと思います。(コンサルティングとは少し異なるかもしれませんが、慣れない人に対して価値のあるアドバイスをするという意味では同じでしょう。)
つまるところコンサルティングが期待されているところは、それによりお金を節約することができるか、儲けることができるか、なんだろうと思います。つまり、相手の利益を最大化できる人が優秀なコンサルタントだということ。
先義後利は商売の本質だと思いますし、利他主義は黄金律として宗教や成功法則で唱えられているものです。本来コンサルティングは魅力があり、実績を積むことで揺るぎない信頼を勝ち得ていくことができる、とてもやりがいがある業種なんだと思います。
ただ、コンサルタントを名乗りたいかどうかと問われれば、微妙なところですね。自分が気にし過ぎているだけかもしれませんが、コンサルタント=自らの売り込みに長けた人、のような図式ができてしまってあまり良いイメージがありません。もちろん自らの売り込みは必要な時代ですが、それが行き過ぎたイメージでしょうか。
#ここまで書いてきて気がついたのですが、コンサルティングをやりたいけれども名乗りたくない気持ちは、裏方に徹してきた自分(と会社)が自分アピールの時代にうろたえていることの表れなのかもしれません。
今、自分が感じているのは、コンサルタントを名乗るには自社で実績を挙げなければいけないということ。回りくどいようですが、成功法則のおすそ分けというノリなら、胡散臭さを感じずに純粋な利他の気持ちで積極的になれると思うのです。
先物取引の営業マンが「儲かって、儲かって仕方がありません。特別にあなたにも秘密を教えましょうか?」と電話してきたなら聞く耳を持ったかもしれません。相手の立場になってものを考えることができたら自ずとそうなるわけです。なので、まずは実績。自分が考えているコンサルティングの世界は、ネットを活用して、まっとうに売上を上げていくビジネスの世界のことなので、まずは自社で商品販売を行おうと考えに至ったのです。
今の時代、ネットで何かを始めるにしても片手間では済まないことは重々承知しています。しかも超後発参入。SEOについても小手先のことが通用しなくなってきました。SEOキッズと検索エンジンの戦いは検索エンジン側が勝利し、真のコンテンツの時代になってきているのだと思います。考えてみれば、まっとうな世の中に近づいているのだということ。まっとうな世の中ではまっとうな努力が必要とされますが、その覚悟をし、実践をし、後になってこの道を通るのが一番良かったねと言えるような経験を、他に広めることが出来ればと思っています。
なんだかつまらない文章になってしまいましたが。このブログが人の目に触れるのはずっと後のことにあると思いますので、たらたらと思ったところを綴ってみました。
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