2011年9月20日火曜日

ブログを始めます

津上正晃のブログをはじめます。
まずは自己紹介から…
福岡県北九州市の八幡(新日鉄八幡がある地)で、Webシステム開発会社を営んでいます。
会社をやっているといっても細々としたもので、生来の控えめな性格(?)からか、地元の限られた需要を奪い合うような商売スタイルに興味がわかず、紹介で広がってきたお客様を相手に地元密着で10年以上仕事を続けています。

仕事の内容には二面性があって、技術志向の技術的な開発を得意にするとともに、顧客のビジネスをサポートするサイト制作(でも技術は必要ない)を得意としてきました。
どちらも好きな分野なのです。

つまり、
(1)Webの可能性を広げる開発
(2)客先のビジネスを拡大するサイト制作
ですね。

これはこれでうまくいっていました。
最近はどうかといえば、(1)はここ北九州では随分と少なくなってきたように思います。
一昔前は、Yahooや楽天を目指す!といえばちょっと大げさですが、Yahoo、楽天でないにしても特定分野のトップを目指すといったプロジェクトが少なからずあったように思うのです。自分も九州トップを目指す就職サイトに携わることができ、楽しくそして厳しい経験をさせてもらいました。
しかしながら、今Facebookを目指すという話は耳にしません。逆に、Facebookをどう活かすかという話ばかりです。プラットフォームを取れば勝ちというビジネスモデルをAppleが証明してから、プラットフォームサイトのプラットフォーム機能は他の追随を許さないためか高度になってきているように思います。APIを提供するのがあたりまえですし、専用アプリ市場も出来上がっています。プラットフォームが既に築かれた分野では、そのプラットフォームを活かす方に皆さん興味が向いてしまうようです。

では、(2)の分野はどうでしょう。ここで、単にホームページ制作と書かずに「客先のビジネスを拡大するサイト制作」と書いた理由を説明しておきます。
仕事の話のきっかけはあくまでも「ホームページ制作」です。しかし、自分は「ビジネスを拡大する」提案をするように心がけています。単価が下がったとはいえお金をかかけてサイトをつくろうという企業は投資する以上の見返りを期待しているものです。その期待に見合う企画を考え、提案するのはあたりまえと思ってやって来ました。
それなら、コンサルティングを看板として掲げれば良いのですが、コンサルティングの持つ響きは誰しもが憧れる高度なサービス業のようなイメージがある反面、胡散臭い人たちがよく使う肩書きでもあります。実際ウェブの世界でもその傾向はあるように思いますので、敢えてコンサルティングという言葉は使って来ませんでした。
ですので、きっかけは「ホームページ制作」からなのです。これは商売としては魅力が薄い分野になってきているのは、ウェブ業界に携わる人なら誰しもが感じていることだと思います。

ということで、会社としての転換期であることを感じているわけなのです。

といっても、まるっきり新しい分野に挑戦というわけではなく(傍から見るとそう思えることをやろうとしていますが…)、あくまでも、(1)の技術のエッセンス、(2)のマーケティング・コンサルティングのエッセンスを生かしたビジネスを角度を変えて取り組もうと思っているわけです。

そんなこんなで情報を発信の手段を持たないといけないなぁというのが、あらためてブログをやろうかと思った経緯です。

ブログは、MovableType ver2の頃だったかと思いますが、知人から紹介されてずっと身近なものとして、提案をし、自分でもかじってきましたが、今回は署名ブログとして、新たに情報発信をしようと思っています。

ソーシャルネット花ざかりの今、あえてブログしかもBloggerというのが外しすぎているのではないかという自覚はあるのですが、文章に起こすことの力を信じ少しまじめに取り組んでみたいと思っています。

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